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営業&コミュニケーションのワンポイントLesson BLOG

明日からすぐに使える、コミュニケーションと営業のスキル上達のポイントをお伝えします。ときどき関係ないことも。

就活失敗した若者のなかに優秀な人材が埋もれている件

こんにちは !

 

■仕事を探す若者に対し、正社員のチャンスを提供する厚生労働省の制度がなかなか良い!

現在、会社で若手の中途採用を行っていまして、採用手段のひとつとして、株式会社パソナさんと株式会社リクルートスタッフィングさんの「若者キャリア応援制度」というサービスを利用させて貰っています。

これは厚生労働省の「紹介予定派遣活用型正社員就職応援事業」の認定を受けた人材派遣会社が行っているサービスでして、以下のような仕組みになっています。

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【対象となる求職者】

・社会人経験2年未満のかた

・就活に失敗し内定を取れないまま卒業してしまった既卒者のかた

【内容】

・人材派遣会社は企業からのオーダーにマッチする若者を紹介。そして書類選考と面接などの選考を経て内定したら、まずは派遣スタッフとして紹介された企業に就業する。その後1か月~最長6か月の派遣期間を経て、その若者と企業が双方合意すればそのまま正社員登用となる。

【料金】

・派遣期間は一定の派遣料金(時給)を企業が負担する。

・派遣から正社員登用する際に、企業が支払う人材紹介手数料が不要。

(通常の紹介予定派遣であれば、派遣期間を経て正社員登用するときに人材紹介料(年収の20%程度)が発生するが、このサービスは厚生労働省の雇用促進事業のため人材紹介料の企業負担はゼロ円です)

 http://www.wakamono-pasona.jp/

 

実際に利用してみて実感するのですが、この制度は正社員登用する前に、いったん派遣期間を置いて個人と企業の相性が良いかとか、期待通りに働いてくれるかどうかとか、個人のほうも働いてみてやりがいを感じるかどうかとか、長く仕事をやっていける環境かどうか、とかそういうことがリアルに試せるため、採用する側が必要以上に慎重にならなくてもよいところが特にいいですね。

このサービスを利用する若者の多くは就活に失敗し内定を取れないまま卒業した既卒者や、社会人1年目で転職してしまった第二新卒者たちなので、採用する側はいきなり正社員採用となるとどうしても慎重にならざるを得ません。こういう若者って社会人としての実績が少ない人達なので、採用しても活躍してくれるかどうかの根拠がないからです。

こんな時にいったん派遣期間という応募者側と企業側のお見合い期間が設けてあれば、採用しやすい(されやすい)ですね。まずは若者にチャンスを作ってあげるというコンセプトにぴったりの制度かと思います。

 

■こんな人材が採用できました!

このサービスを利用して1か月程度経ちますが、二ケタ以上の応募者があり現在3名の人材を採用することが出来ています。

具体的に書くとこういう人たちです。

・学生時代に司法試験にチャレンジし続けたため就活のタイミングを逸し、就職できなかった男子(24歳)

・学生時代に演劇にハマり、女優になることを目指していたが断念して就職できずにフリーターやってた女子(25歳)

・学生時代に何をやりたいか希望が定まらないまま卒業してしまった女子(23歳)

 

彼らの面接をした印象でいえば、いずれもちゃんと準備して就活を行っていたら、普通に新卒で企業に就職できていそうな人たちでした。学生時代のほんの数年間、ちょっと迷っただけで普通に新卒就職できないって怖いですね。ただ、だからこそ中小企業でもこういった可能性ある若者を採用できるチャンスがある、といえるのかもしれません。

 

新卒採用とか若手の中途採用に困っている中小企業経営者のみなさん、就職できずに学校を卒業してしまい、いまプー太郎やフリーターやってる若者のなかにいい人材は埋もれていますよ!この厚労省の制度を利用してぜひこういう若者を狙ってください。ちなみに私が勤める会社はわずか70名程度の中小企業ですが、10人程度推薦があったなかから3名の採用、つまり3割以上の確率でそんな良い若者に出会えています。

 

こういう就職できていない学生って、この超売り手市場である今でも実はたっくさんおります。私立大学4年生で内定を取れなかった学生、って実は学年で3割程度は普通にいます。大学生の就職率9割以上、なんていうニュースがよく流れますが、実はそれはまやかしで就活失敗したから留年に逃げた、海外留学に行った、大学院に進学した…そういった学生は計算上の分母から外されています。

 

こういう困っている若者を支援する、今回の制度はもっともっと活用され、世の中のセーフティネットとして機能することを期待します。

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!