【コミュニケーション】目は口程に物を言うから、アイコンタクトの重要さを知っておこう。
営業力強化&コミュニケーション力向上コンサルタントの田中和義です。
今日はアイコンタクトの重要さについて書きます。
「目は心の窓」とか、
「目は口程に物を言う」っていうことわざは聞いたことがおありかと思います。
アイコンタクトで相手の気持ち、つまり
「好きか嫌いか」、
「愉快か不愉快か」、
「尊敬しているか、軽蔑しているか」
などの感情が伝わります。
私たちは日ごろ、眼の動きや視線を活用したり、
アイコンタクトで相手の目をのぞいたり、目ヂカラを発揮したりして、
感情に関する情報をやりとりしているのです。
相手と対立したとき、相手の目から視線を外さないようにして、大きく目を見開いて
相手を睨みつけますよね。
ヤンキー映画での若手男優のオーバーすぎるアイコンタクトの取り方
(いわゆる「ガンをつける」というやつ)や、
今は引退しましたが、ボクシングの亀田弘毅による対戦前の記者会見での
挑戦者に対する挑発などがそれに該当します。
また、恋人たちであればお互いの目を見つめ合って、
軽く微笑みを浮かべるだけでお互いの愛情を確認し合うことができます。
それだけ、目は口と同様、相手に対して影響の大きいコミュニケーションツールです。
そして、私たちはみな、アイコンタクトの重要さを知らず知らずのうちに
理解しています。
それだけに、私たちは初対面の人がアイコンタクトができず、目線をこちらと合わさないでいると、相手に対して不信感を抱きます。
「ああ、この人は私に心を開かないんだ~」と思い、そして
「私は嫌われている」と思うか、
「この人は何かやましいことがあるに違いない」と思うのです。
相手が視線を下にそらしていると、
「あ、この人は私を怖がっているんだなあ」と思われます。
いずれにしても悪い第一印象になってしまいます。
また、アイコンタクトは男性よりも女性のほうが積極的です。
女性は男性よりもアイコンタクトを使って、自分がどのように受け取られているかを
確認します。
相手と目が合えば、「自分は受け入れられているのかな?」と考えるのです。
また、コミュニケーションを取っていくなかで、
「ちゃんと伝わったかな?」とか、
「不機嫌になっていないかな?」などを
相手の目、表情などから無意識的に理解しようとしています。
女性は目を使って他者と良好な関係を作ろうとしているのです。
引用:オードリー・ネルソン、スーザン・K・ゴラント著
「しぐさでバレる男のホンネ、女の本心」(草思社発行)
ということは、
魅力的な女性が目の前に現れても、照れくさくて相手の目を見れないシャイな男性はとっても損をしているのかもしれません。
女性の多くは、「あ、この人はシャイな人なんだ」とは思わずに、
「この人は私のことが嫌なのかしら?」と受け取ってしまう可能性が高いようです。
これは改善しないといけません。
思い当たる男性のあなた、自分のことを「シャイだから」などといった言い訳はいますぐに捨てて、魅力的な女性と会うことがあれば、積極的にしっかりアイコンタクトをとっていきましょう。
ただ、重要だからといって、ずっとアイコンタクトを取り続けるのはNGです。
相手はあなたの目から威圧感を感じて、「なに、この人、キモい!」と感じてしまいます。
ちょうどよいアイコンタクトの長さは3~5秒です。
3秒から5秒程度アイコンタクトをとったらいったん視線をずらす、
そしてまたアイコンタクトをとる。
こんな感じで使っていきましょう。
また、相手の話を聴くときには、
相手の目よりも下の部分、口やあご、首のあたりに目線をやるようにすると
相手に威圧感を与えずに済みます。
そしてあなたが話すときですが、
人は話をするときには頭のなかで会話内容を考えるため、
無意識に目線があっちこっちに移ります。
ですから相手の目をまっすぐに見ているつもりでも程よく目線はずれてくれているため
相手に威圧感は与えません。
だから特別に目の向け方を意識しなくても大丈夫ですが、
相手にしっかり伝えたいことを言うときには、意識して相手の目を見て話しをする
ように心がければ、大事なことが相手に伝わります。
覚えておきましょう。
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S&C.Labo 代表 田中和義
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